FUJIROCK FESでの出演と“奇才”タイラーザクリエイターの盟友フランク・オーシャンの番組でプレイされたことが話題となった多国籍バンド<SUPERORGANISM>(スパオガ)。
Sigridが1位、カリードが4位となった<BBC SOUND OF2018>の中の16組のアーティストにも見事に選出され、現在の若手バンドの中でも<THE1975>が手掛ける<PALE WAVES>にも負けないぐらい注目されている。
彼らの特徴としてはメンバーが多国籍であり、メンバーが創造し出す、サウンドや映像が奇想天外である他に、最も私が注目しているのは日本人ボーカリストOronoが繰り出すユニークな歌詞である。
彼らの代表曲<Everyone Wants To Be Famous>ではOronoのやる気をあまり感じない脱力系のボーカルに対して、歌詞ではみんな恥じることなく有名になりたいとユーチューバーやインスタグラマー(Supremepatty)などのように、SNSを通して多くの若いスターが誕生している時代を表しているように感じる。
そしてOronoワールドが一番炸裂しているのは<The Prawn Song>では紛争やストレスなどマイナス要素が充満する社会において、海老のようにのんびり〜と生きる自由な生活について歌われている。
来年1月の日本ツアーの追加公演が発表されるなど、今後も彼らの活躍には目が離せない。
<Everyone Wants To Be Famous>
<The Prawn Song>
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